(1)全ての金属に対して分子結合被膜を形成
鉄、ステンレス、合金鋼から非鉄金属のアルミ、銅、また、クロ-ムメッキ面、TiNコーティング
面まで金属に対して分子結合被膜を形成します。 (2)クリアランスに影響を与えない分子結合被膜は、共晶膜のような金属摩耗(粉)によって
形成されるものでもなく、ポ-ラ-作用による油膜でも固体潤滑のコ-ティング層でもありま
せん。金属面と一体化していると見なせる1分子から数分子(nm単位)の超極薄の強力
潤滑被膜です。被膜は無色透明で、金属素地表面には全く変化を与えず、摺動面のクリ アランスにも影響を与えません。 (3)面強度の向上(被膜強度について)被膜形成面の硬度は、その金属表面が持つ硬度
のままですが、自己潤滑性が機能付加され、表面の強度(三次元顕微鏡の測定によるST IFFNESS)は、約2倍~120倍向上しています。 (4)耐溶剤性、防錆効果通常の潤滑剤(オイル)は、アルコ-ル等で被膜は剥離されます が、分子結合したMILITEC-1
の被膜はアルコ-ルや塩酸のような強力な溶剤でも剥がれません。例えば、設備機械の潤
滑系統に水溶性切削液が混入しても潤滑トラブルは防止され、同じく海水の中でも金属 面は錆、腐食から保護されます。 (5)被膜の形成条件MILITEC-1 の被膜は、摩擦のない状態でも金属表面の温度が65℃近辺を超えると金属に対して分
子結合をし始めます。また、油温が65℃に達しない低温状態でも金属が慴動する境界潤
滑面では金属摺動面に対して分子結合被膜が形成されて行きます。逆に、負荷や面圧が
掛からず油温上昇の無い摺動条件では、被膜形成が行われないことになります。そのため、 油剤の中にその使用条件に合った適量のMILITEC-1
が混合されていますと、万が一摺動面に負荷が掛かった場合に瞬時に分子結合被膜が形
成され、摩耗・カジリ・焼付が防止されます。確実に分子結合する条件 無摺動でも、金属面に直接MILITEC-1
の粒子が接触した状態で、その金属面が65℃を超える場合、分子結合が始まり、90℃
前後でほぼ全面に分子結合被膜が形成されます。ボイリング処理法では、その分子結合 被膜を金属面全体に確実に形成するため、MILITEC-1
の原液中で20~30分間90℃前後の温度を維持します。その場合、より早く効果的に被
膜形成を行うためには、事前の洗浄・脱脂が重要です。理由は、金属面に直接MILITEC- 1
の粒子が接触する状況を作り出しておくためです。摺動時には、金属間の摺動面にMILIT EC-1
の粒子が存在し、金属面に摩擦(負荷)が生じ、表面温度が局部的に65℃を超える場合
、分子結合被膜が形成されて行きます。負荷が高ければ高いほどより早く強力な分子結
合被膜が形成されることになります。最も効果的な導入方法
特に慴動条件が過酷な場合や以前に摩耗や焼付のあった摺動部品では、対象物に事前
に分子結合被膜を形成(ボイリング処理法)しておき、それと共に使用油剤の中に適量のM ILITEC-1
を混入して下さい。ベアリング等では、この方法(ボイリング法 + グリ-スに 5~10%混合)が最適です。 |